MANOAです。

なぜか急に就職活動をしていた時のことを思い出しました。もう20年も前のことです。

今と変わらずいい加減な人間でしたが、それでも就職活動をし、ありがたいことに内定をもらってそのまま20年弱働きました。役職ももらい、責任は重いですが部下もでき、まさに働き盛りの40代に突入。

でも仕事やめましたけど。

今日のテーマは
就職活動中は”特に”人に親切するべし!意外な内定が出ることも!
です。

 

私が最終的にもらった内定は2.5社。内々定までもらって落ちたのが1社。全く歯が立たなかったのが1社。ふざけやがって~、こっちから願い下げだ!と思ったのが1社でした。

内定が2.5?
0.5ってなんなのよ?
という部分が今回のポイントです。

駅で迷っている人を助けるべし!凄い人かもよ!?

意外な内定は地下鉄のホームで突然いただきました。

当時の私は大学生。時間には余裕がある状態でした。

その日も確か就職活動中だったと思いますが、地下鉄のホームで何やら迷っている外人さんがいました。

どちらから声を掛けたのかはもう忘れましたが、外人さんは目的地に行くにはどの地下鉄に乗って、どこで乗り換えればいいか分からない状態だったのです。少し慌てている感じもありました。

日本語はカタコト。

この駅で乗り換えて、〇〇線に乗って・・・なんて会話は成立しません。

 

「一緒に行きましょう。」

 

時間があるのをいいことに、目的の駅まで同行しました。

電車の中では、単語だけの会話を少々。私英語喋れませんので。

「君は何をしているの?」

「仕事を探しています」

そんな程度の会話だったと思います。

 

「ホワット ドゥー ユー・・・?」

「スチューデント ジョブ」

これ大学生が話す英単語か?とお思いかもしれませんが全力投球の英語です。

それでも何とかなるもんです。

中学生の時に英検4級に落ちて以来、文法も英単語も脳が拒絶を示し、なぜか筆記体だけ人より上手いという特技が役に立つこともなく。

 

無事に駅に着いたあと、その外人さんはとても嬉しかったらしく、1枚の名刺を私にくれました。

 

宝石会社の社長・・・。

 

「よかったら僕の会社においでよ。」

出会ってからわずか20~30分で内定出ました。

アメリカ、インド、あとどこだったか忘れましたがもう1か国と日本に支社がありました。

 

ドラマのような話ですが実話です。

 

海外に出る夢はなかったので、転勤でインドに行くことになったら大変だなぁと思い、その宝石会社に行くことはありませんでしたが、見返りを求めず人に親切にするのって返ってくるんだなぁと実感した瞬間でした。

ちなみに大学では英語を諦め、冷戦さながらのロシア語を専攻。

会話の内容も単語の意味もさっぱり覚えることができませんでしたが、発音だけ異様に上手いと先生に褒められました。

 

見返りを求めるべからず

もしまさに今、就職活動をしているのなら、いつも以上に人に親切にしましょう。思わぬ内定が転がっているかもしれません。見返りを求めてはダメです。純粋な気持ちで。

 

この一件以来、知らない人、特にお年寄りに親切にするのが怖いです。お礼に何億もの遺産相続の話が出てくるんじゃないかとドキドキします。人生変わっちゃいますよね。

電車の中で変質者に触られている小学生の女の子を助けたこともありました。もし10年後再会した時、告白されたらどうしようとドキドキしました。

 

もちろん、見返りなんてなかったですよ。

 

でも、私のようなおふざけ人間でも出世できたのは、こんな出来事があったからだと思うわけです。結局は自分に返ってきてるんだなぁと。

見返りは気付かないうちにやってくるものなので求めないようにしましょう。

とは言っても、まぁ、でも、あれですよ。

 

お金は欲しい

 

いずれ一発で内定をもらった話や打ちのめされた話も紹介しようと思います。

 

MANOA