さて、昨日の話の続きです。
先輩が大勢の前で普通に話している私の姿を見て、羨ましがってる話。
でも実は私自身は極度の緊張しいだし、上がり症、人見知り,臆病者,だったりするんですが、
なぜ普通に人前で話せているのかが今回のメインとなります。
先に言っておきます、私が話す場面はそう重要な場面ではありません。
そのプレゼンで1億の現金が動くとか会社の未来が変わるとかそんな場面ではありません。
そもそもの重要性がかなり軽い場面です。
なので、単に大勢の前で話す為の私なりの工夫ということです。
私はひねくれものだと自負しています。
他の人とは考え方がずれています。
良くも悪くも少しずれていると思います。
普通、大勢の前で話すことが苦手という人は、前を向きたがらないはずですよね。
みんなの視線に気づいた時点で、頭が真っ白になるでしょうから。
私の場合は、まず檀上に立った時点で決して顔を下げません。
敢えて見るんです。今の状況から目を背けません。
プレゼンする人が顔を下げたら、聞く側のペースです。
まずその場を制圧しているのは私だ!
と言わんばかりに顔は上げておきます。
もちろん制圧なんてしていません、暗示です。
次に声をしっかり出します。
敢えて大きめで話すというかマイクを近づけます。
自分が喋っている声がきちんと分かるようなボリュームで話します。
そして最後が重要。
いつもより気持ちゆっくりめで話す。
紙面で言ったら、「。」の部分は1秒くらいはあけます。
これらの自分なりの工夫は、自分の性格の逆をやっていることになります。
幼い頃、ジェットコースターに初めて乗った時に、怖くて目を塞ぎ、
下を向いて、レバーをギュ~って握っていました。
でも立て続けに2度目を乗ることになった時、
幼いながらも自分で考えてみたんだと思います。
さっきの逆をしたらどうなるかと。
コースターがゆっくり上昇する時、一気に下降する時、全て目を見開きました。
そしたら、全然怖くなかったんですよね。
敢えて真正面を見続けたら、意外とレールしか見えませんでした。
そこからはもう余裕です。
手を放そうが、中腰になろうが、肘をついて横をみていようが、
乗り物酔いする程度で恐怖心は無くなりました。
この逆をする発想が今の自分にはかなり効いているんです。
今回も長くなったから、続きは明日にしますね。