先日、久しぶりに笑点を見たら、桂歌丸さんが司会していませんでした。
まさか・・・
なんて不吉なことも頭をよぎったが、そんな大ニュースも耳にしていない。
結局原因は腸閉塞とのこと。
歌丸さんは2014年の3月(だったと思う)に慢性閉塞性肺疾患と左側肋骨骨折で休養していた。
今78歳だから、そりゃいろいろあります。
腸閉塞の直前の2015年6月1日には、背部褥瘡(じょくそう)の手術も受けていたらしい。
9日に退院したものの、今度は胃腸の不調を訴えて6月14日に再入院。
これが腸閉塞だったんですね。
7月11日に退院し、仕事復帰は8月8日。
これは笑点の収録で、9月13日放送分です。
笑点って生放送だと思ってました・・・
8月11日には東京国立演芸場で約3ケ月ぶりに高座復帰。
さすがに正座は辛かったようです。
しかも、1時間。
結構な高齢なのに、短期間でこれだけ様々な病気を患いながらも、
高座に復帰するのには、頭が下がる思いです。
8月8日の収録だが、笑点の司会者は代々、オープニングは客席からスタートするが、
今回は車いすに座って登場したとのことでした。
そしてお詫びの後、あと50年司会を務めたいと話しました。
128歳だね、あと50年って。
まず背部褥瘡は床ずれのこと。
床ずれになりやすいのは、寝たきりや、入院によって患部が長時間圧迫された場合です。
血行が悪くなることで、細胞の栄養状態が悪くなり、酷くなると細胞が壊死するほど怖いものです。
歌丸さんは、寝たきりでもないし、同じ箇所を圧迫し続けなければならない生活ではなかったと思います。
高齢だから、筋力の衰えによる血行不良だったかもしれません。
2014年の左側肋骨骨折が引き金になっている可能性も高いですね。
そして、腸閉塞は、痩せすぎているため血管が腸を圧迫していたことが原因だったらしい。
療養中は鼻から脂肪を注入していたらしいですよ。
そんなこともできるのかとびっくりです。
1つの病気や怪我から、大きな病気に繋がることもあるから、私も注意です。
何にせよ、歌丸さんが無事復帰できたのは嬉しいですね。
表面上は毒舌を吐く三遊亭圓楽師匠も、きっと心から喜んでいると思います。